
吉野山
吉野山の谷から尾根を埋める桜はおよそ3万本。下千本から中千本、上千本、奥千本へと花期をずらして順に咲きのぼる様子は壮観です。

金峯山寺蔵工堂
金峯山の高台にそびえたつ、東大寺大仏殿に次ぐ木造の大建築。現在の本堂は1592(天正20)年に再建された、室町末期を代表する建造物で国宝です。

西行庵
山上ヶ岳への道をそれ、谷筋を下ると小さな台地が開け、
西行がしばらく隠棲したといわれます。

吉水神社
もとは吉水院という、金峯山寺の格式高い僧坊でしたが、明治の初め、
後醍醐天皇、楠正成、宗信法印をまつる神社に改められました。

津風呂湖
昭和38年に津風呂川をせきとめて造られた周囲32km、
広さ150haの灌漑用ダム。
遊覧船やボート遊び、釣りのほか湖畔では温泉も楽しめます。

紙すきの里
吉野和紙は大海人皇子が養蚕とともに村に伝えられたのがはじまりといわれ、楮を清流にさらし、
一枚一枚丹念にすいた和紙が庭先に干されるさまは
冬の風物詩。